SSブログ

嫌いな上司も実験動物と思えばかわいいもの [人付き合い]

長いビジネスマン生活をしていると、嫌いな上司、虫の好かない上司、どうしても好きになれない上司とめぐりあわせることがある。

官庁に勤めている青年は、「私は、いまの上司をどうしても好きになれない。はっきりした理由はない。ウマが合わないとでもいうのか、理屈ではない。こういう上司のもとで働くことは憂鬱で、むしろ苦痛になってくる」といっている。

人間の感情ほどままにならないものはなく、嫌いな上司は、どんなに好きになろうとしても、なかなか好きになれないものである。

しかし、職場では、上司を選択する自由はなく、嫌いな上司のもとでも働かなければならない。

■関連記事
人付き合いの怖い

嫌いな上司のもとで働くときの心得は、「これも人生修業の一つだ。この機会に人間研究をしよう」と思い返し、なぜこの上司が嫌いなのか、上司の行動と自分の態度をつぶさに観察して、将来の参考にすればよい。
無理にその上司を好きになろうと努めることはない。
実験動物のつもりで観察していれば興味もわいてくる。

もちろん、このことは、口でいうようにたやすいことではないが、ビジネスマンを辞めない限り、そうした問題は必ずつきまとうものである。
ほかに方法がないとすれば、その環境の中で考え方を切り換え、環境に順応するほうが賢明である。

また、嫌いな上司には、とかく遠ざかろうとしがちであるが、自分の感情を抑え、積極的に接近していくことも必要である。
接近すれば、自然と親しみもわき、ずっと嫌いだった上司が好きになるということもある。
意外についきあってみると気が合ったという、食わず嫌いのケースも多いのである。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。