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怖いという気持ちのセロトニン神経は電灯の光では効果なし [人付き合い]

光によるセロトニン神経の活性化について。
電灯の光も、太陽光と同じに、光であることに変わりありません。
しかし、普通の電灯光はセロトニン神経に対し、太陽光のような効果を発揮しません。
そもそも、電灯は太陽の沈んだ夜でも、物が見えるように開発されたものです。
物を見るという視覚機能においては、太陽光も電灯光もそれほど違いがありませんが、セロトニン神経にとっては、太陽光と電灯光では大きな違いがあるのです。

違いの主な要因は、光の強度、すなわち、照度にあります。
電灯光の強さは100~250ルクス程度です。
太陽光の強さはその10倍から100倍あります。
これまでの研究では、2500ルクス以上の照度があれば、人付き合いが怖いという感情や不安をコントロールするセロトニン神経を十分に活性化できるとされています。

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ですから、電灯光の場合でも、2500ルクス以上であれば、太陽光と同じにセロトニン神経を活性化できることになります。
ただし、このような高照度の電灯光のもとで、長時間生活することは、かなり苦痛を伴います。
うつ病治療のために高照度の人工光が使われることがありますが、せいぜい20~30分間浴びる程度です。
ちなみに、時差ボケを解消するためにも、高照度光療法が使われますが、その場合は約2500~10000ルクスの電灯光を短時間浴びます。
治療では、高照度の光を、短時間照射するというのが効果的なようです。
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